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ロバート・エプストーン - 希望に満ちた男

イギリス出身の職人で、以前はリチャード・ブランソンやルイス・フェラウドと肩を並べた元ファッションエグゼクティブのロバート・エプストーン氏は、バリで人生を送っています。

ファッションエグゼクティブとして成功したロバートさんの退職後の人生の送り方は、太陽がまぶしいバリで、恵まれない子供たちを助けながら過ごす事でした。同僚や地元の人から、希望に満ちた男と呼ばれている彼は、資金目標の100万ドルが集まるまで、裸足で歩くというミッションを始めたのです。

今回Human Asiaは、独占インタビューでその件についてエプストーン氏に伺ってきました。

 

子供時代や若かった時のことを教えて頂けますか?

ロバート:1948年にイギリスのリーズという町で生まれました。繊維マネジメントの学位を取得した後、公認繊維テクノロジストとして働き始めました。様々な衣料品会社で勤め、キャリアの間にマネージングディレクターとボードメンバーにまで昇進しました。

Libertyというブランド専用にコレクションをデザインし、それと同じ年の1976年に、世界中で販売された男性用のカシミア服のコレクションをルイス・フェラウドと共に作りました。東京の丸井で10年にも及ぶビジネスをした後、1986年に、やっと東京の丸井デパートで内で、“プライベート男性服ブランド”として認識されました。

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バリにたどり着いた過程を教えて頂けますか?

ロバート:1991年に、仏教徒として目覚め、世界でどうにか変えようと熱心的になりました。私の最初の人道的な経験は、ペルーでの薬物乱用や森林破壊といった問題を暴こうとした映画の手助けをしたことです。映画はBBCをスポンサーとしていて、リオデジャネイロで開催された地球サミットで公開されました。

60歳になってまもなく、現在は妻である当時の彼女と一緒に、“退職ビザ”を利用してバリに移住しました。その後、出会いを増やすために地元のロータリークラブに参加し、バリから飛行機で1時間15分ほどのスンバという島で20の井戸を作るというプロジェクト(ハワイにある5つのロータリークラブからの2万ドルの基金と共に)を任されました。スンバ島は、世界で最後の新石器文明との評判がありました。

知人もいなく、島の言語も話せず、井戸を作る知識もなくスンバ島に着きました。幸いにも、スンバ島で活動しているインドネシアの0Pro-AirというNGO団体のマネージャーと会うことができました。彼らは井戸の計画の青写真をくれ、退職したチーフエンジニアの方を2か月間派遣してくださりました。さらに、1500ドルの資金をくれ、村人に掘り方や井戸の作り方を教えるために授業も受けさせてくれたのです。

 

Solemenを始めたきっかけを教えて頂けますか?

ロバート:井戸を作るプロジェクトが終わったあと、シェリー(妻)と私は休暇として上海に旅行しました。そこで、意義留守の映画ディレクターである私の友達が、貧しい子供のための図書館を作る資金を集めるために、裸足で中国中を回っていたのです。

それを見た私の心はとても刺激され、バリに戻ったとともにチャリティーを始めるために靴を脱ぎました。そして、バリの貧しくて恵まれない子供たちに100万ドル集まるまで、裸足でいると宣言しました。

ロータリークラブで出会った、ヒンドゥー教の司祭でバリの民主党与党のリーダーである仲間に頼んでチャリティーを作ってもらい、彼にチャリティーの代表を頼みました。現在もまだ会長である彼の名前は、マンク・マデ・アリアワンです。

Yayasan Soleman インドネシア(Soleman財団)は、そうして2010年の10月に設立されました。基金を調達する前に、まずはチャリティーと自分自身の信頼性を築くことに決め、535キロメートルに及ぶ距離をバリ中を裸足で歩いたのです。仲間は4人いたのですが、数日ごとに医者と2人の看護師に、健康チェックのためとお医者にかかったことがない子供達向けにデモンストレーションとして診てもらいました。

 

人々のためになぜそこまで頑張れるか、モチベーションを教えて頂けますか?

ロバート:私は、今までの人生で世界中を旅して冒険してきたり、とても十分で興味深い人生を送ってくることができました。60代になった今、フルタイムで私よりも恵まれない人々に対して還元する事ができ、日々とても感謝しています。人生の中で、感謝することはとても大事だと思います。冒険や新しい経験で溢れている人生を愛していますし、今住んでいるコミュニティの中で本当の違いを作れていることにとても感謝しています。

バリに住めている事は夢みたいですし、人々の命を救う機会を与えられている事が、私を毎日動かす原動となっています。Solemen財団が作成した動画の中で、Solemenの革新的価値を、以下のように説明しています

-ある男性が浜辺で歩いている際に、何千ものヒトデといる女の子が、一つ一つヒトデを海に投げているのを見つけます。そこで男性は、「君は、時間を無駄にしているよ。ヒトデがたくさんいすぎて、変化が何もない」と女の子に言います。でも女の子は、ヒトデを一つ海に投げ戻したあと、「私は今投げた一つのヒトデに変化を与えたわ!」と言うのです-

まさに、Solemenが毎日しているのは、このことなのです。

動画は、こちらからご視聴ください→

Solemenにとって、そしてあなたにとっての成功は何ですか?

ロバート:私にとっての成功は、日々生きていく上で一貫した熱意をもって、夢を自分自身のため、そしてSolemeのために叶えられていることです。

Solemenは、結構短期間で大きな評価を得ることができ、バリで最も尊敬されるチャリティーになりました。バリの政治家であるマンク・マデ・マスティカさんは、去年の6月にSolemenは彼の個人的に好むチャリティーで、Solemenの公式のガーディアンになると公に宣言してくださいました。

また、Solemenは、近い将来には完全に持続可能なチャリティーになると思いますし、バリの東西南北でオフィスを持ち、ボランティアではなく専属でフルタイムの医者や看護師、セラピスト、栄養士もいて、成功していると思います。私にとっての成功は、それを叶えることです。

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他の人を助けるために、チャリティーを始めたいと思っている人に向けてアドバイスを頂けますか?

ロバート:主なアドバイスとしては、最初から丈夫で分かり切った構造を確立する事です。また、熱心で忠実で、また信頼でき、さらに素晴らしいコミュニケーション能力を持ったチームプレーヤーを迎え入れることも大事です。

環境の問題ではないし、そのような外見に揺さぶられるのは無意味で危険だと信じています。最終的には一人にかかっているのです。その一人とは、あなたのことです!イケダ・ダイサクさんが言う通り、「最も重要なことは、あなたが輝く目印になって、喜びと幸福で輝き、自信と勇気をもって人生を生きていくことなのです。光で輝ければ、人生に暗さはありません!」

また、私は200年前にゲーテが言った、「自分が出来ること、または自分で出来ると信じている事は、始めなさい。大胆さは、天才的で強力なパワーを持っているのです。今すぐ始めなさい」

これが、チャリティーを始めたいと思っている人に向けての私のアドバイスです。でも、頭ではなく、心からのモチベーションが大事なのを忘れないでください。

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