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ダレン・ゴウク氏と、マレーシアの学習市場

講師と生徒を繋げる、A-Oneラーニングは、マレーシアの先頭に立つインターネット上の学習市場になることを目標としています。

 

今回Human Asiaは、A-Oneラーニングの創設者の、ダレン・ゴウク氏にインタビューを行いました。

 

我々は、A-Oneが行っているオフラインでの学習をインターネット上で行っている事に対し、とても興味深いコンセプトだと考えています。マレーシアでの市場の大きさと、市場のA-Oneに対しての受容的態度を教えて頂けますか?

マレーシアでは、親は子供一人に対し、月に200から2000マレーシアリンギットを費やしています。約88パーセントの小学生以上の子供たちは、何らかの形で学校外で教習を受けています。親は、子供達の将来の展望を高めるために、子供たちのスキルに多大な投資を惜しみません。その中でも、一番人気な学問的ではないレッスンは、スポーツや音楽、そしてアートレッスンです。

また最近になってから、社会的に健康意識が出てきたため、個人的なヨガや、武道などのレッスンへの要求も増えてきました。全般に、近い将来におき、学習や教育企業はますます拡大し続けると私は信じています。また、マレーシアの近隣国でも同様な傾向があることが見受けられます。

 

ゴウクさんは、教育もしくはハイテク企業として、自分自身のことを、ブランド化されていますか?

私たちは、年代を問わず学問から余暇学習までオフラインでの学習活動に焦点を置いている、教育ハイテク会社だと考えています。

 

市場の一員として、需要と供給のどちら側に焦点を置いているのですか?

最初の段階では、市場の供給側に焦点を置く必要があります。市場に供給がなければ、需要側に参加してもらえないからです。また、インセンティブを提供するか、少なくともレッスン提供者に無料でリストに追加してあげることにより、最初の供給を得る必要があります。そして市場に初めて供給を出した顎に、生徒がいる需要側を集め始めるのです。現在私達は、需要側と供給側を並行して確立しており、教育やスポーツ、そして音楽等の各分野に焦点を当てています。

 

A-Oneラーニングに参加する、全ての指導者を審査しているのですか?

バックエンドでは、全ての指導者の連絡先の詳細を確認し、実在する講師であることと、接触可能であることを確認しています。怪しいアカウントの削除もします。水泳の指導者のみは、生徒の生死の問題があるので証明書の提出を必要としていますが、その他の教科に対しては証明書は必要ありません。

私たちのタグラインは、“誰でも教えることができ、誰でも学べる”です。つまり、誰でも知識を共有しることによって収入を得られるべきだし、それは知識共有経済の一部なのです。セキュリティ上の理由から、各レッスンの講師の個人情報は取得していますし、レッスンの質をモニターし、維持するために、お客様の評判システムを頼りにしています。講師たちが以前受け持った生徒たちからの評判を集め、これからの生徒が自分自身に合った講師を見つけられるために、講師のA-Oneプロフィール上に集めた評判を記載するよう努めています。

講師のランキングは、生徒からの評価とレビューに基づいて付けられています。親や生徒に代わって、私たちが生徒に合う講師を見つけるのは難しいことですので、直接会ったり、電話越しに講師にインタビューを行ってもらったり、またお試し授業を受けてもらっています。

ですので、私たちの役目は、講師と生徒を直接結ぶことなのです。講師側は、自身が持っている教育スキルや資格をピッチすることができ、そして生徒はそれに基づいて講師を選ぶことができるのです。

 

収益モデルを教えて頂けますか?

私たちは、各学生の登録が成功するとともに、取引収益を生み出しており、クレジットに基づいたリードジェネレーションモデルを使用しています。近い将来は、SaaSという特典を用いて、講師に対して日々の仕事と管理作業を最適化する予定です。これも、私たちにとって一つの収入源となります。

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マレーシア国外に、A-Oneを広める計画はありますか?そして、もしあるとすれば、どの国に拡張予定か教えて頂けますか?

もちろんです!私達が持っているビジョンは、南東アジアの国々の講師や生徒のためのオンライン市場になることです。現在私たちのサービスはマレーシアとシンガポールでのみ利用可能です。私たちが用いているビジネスモデルを他の国でも用いるのはとても難しいことであり、特に東南アジアの市場は、文化、言語、政府のルールで非常に断片的されていて、マレーシアとは大きく異なる市場です。

また、クレジットカードの支払制度が所によって異なるため、お客様から支払いを受けるのも困難です。ですので、より正確に言うと、大ローカリゼーションと共にビジネスモデルを複製することは、必須になっているのです!

 

現在、投資家を探していますか?

はい、東南アジアの国々にある、講師や授業の市場のセンターになりたいという私たちのビジョンを信じてくれる、戦略的投資家を探しています。東南アジアの人々が、授業やオンライン学習、直接受ける授業等を考えるときに、A-Oneの事をまず先に頭に浮かべて欲しいのです。

 

子供時代についてと、子供時代の思い出を教えてください。

私は1987年にマレーシアのジョホールバルという町にうまれました。シンガポールの隣のある小さい市です。ほどよく生活出来ていましたが、私が小学校にいたときにガンで父を亡くした後、貧しくなりました。それ以降は、母が日々の責任を負いつつ弟と私を育ててくれました。生活は苦しく、14歳の時から仕事を始めました。一度、中華レストランで一日5アメリカンドルの賃金でウェイターとして働いたこともありました。それでも、学問的にはとても恵まれていました。マレーシアでトップランクの大学に入り、ファーストクラスの栄誉が与えられ、化学で博士号を取得しました。

小さいときに持っていた野望と、今現在成し遂げようとしてることは結構似ていて、それはどの職についても社会に影響を与え、利益をもたらすことでした。もちろん、私と弟を大事に育ててくれた母にも親孝行をしたいと思っています。

 

博士号取得として、なぜ化学を選んだのですか?

化学は、色、におい、化学反応、そして光合成までと、私たちの生活のどこにでもあります。身の回りの化学を深く理解できることはかっこいいと思います。また、教えることも大好きです。教えたいと思ったのがきっかけで、化学で博士号を取得しました。

 

起業家になりたいと思ったのはなぜ、そしていつ頃からでしたか?

A-Oneを始める前は、マレーシア大学で博士号の研究をしていました。当時は、名誉ある生徒の省や、アメリカから健康と栄養学生徒の賞、そしてマレーシアの若い科学者賞などたくさんの賞を受賞しました。卒業後は、インペリアルカレッジロンドンからポストドクターポジションを頂いたのですが、そのオファーは受けずにマレーシアでA-Oneを始めることにしました。友達や家族から、そして特に母からは、そんな人生で大事な決断をあまり理解されませんでした。でも私は常にコミュニティーに利益を与えられて、人々に使ってもらえるブランドや商品を作りたいと熱心だったのです。偶然に、友達に進められてインターネット上のセミナーを受け、その次の日に自分で初めてのサイト、生徒が講師を見つける手助けをするMy AOne Tutorを作りました。それが、現在のサイトの一番初めての形だったのです。私は経験を通して、教師を雇うシステムはとても団片化されていて、オフラインで提供されている授業を、一つのサイト上に集めることができたら、もっと進展することに気づいたのです。東南アジアにある市場の多くでは、外国語授業などの課外活動にも強く重点を置いています。これは教育システムがとても競争的になってきたり地域の家族の願望の向上や、優れた生徒になるには音楽やスポーツ等の全体的にバランスが取れている教育が必要だと認識されているためです。今挙げた全ての例が、私を起業家にしたきっかけです。

 

現在の試みに対し、化学の学位はどう役立っていますか?

興味深いことに、起業家として始めてから、ビジネスをすることは科学的研究をするのとほぼ同様だということに気づきました。考案のステージを始めそして製品バリエーション、発売したり宣伝をするのもです。起業家は、質問を問いかけたり仮説を試したりするような科学者としてビジネスに挑むべきだと信じています。多くの人はビジネスと研究はかけ離れていると思ってると思うので、この発見には驚きました。

 

ハイテク企業を始めるには、技術的経験は必要だと思いますか?

必須ではないですが、COOやCEOの立場になる上では、いくつか基礎を理解しておくのは大事だと思っています。もし技術的経験がなければ、共同創設者として経験がある人を探すのも手だと思います。

 

最初の段階で、共同創設者を持つことは、どれくらい大事でしょうか?

たくさんの資金を持っているよりも、良いチームと共同創設者がいることの方がより大切です。たくさんの資金があっても良いチームは買えませんが、良いチームは会社を成長させるのに不可欠です。また、資金が逆に限られている方が、もっとマーケティングやグロースハックに対し創造的で革新的になれます。もし最初の段階から多額の資金があると、ユーザーを獲得するには、お金さえ払えばいいと思ってしまうかもしれません。そうは言っても、自信の企業がプロダクトマーケットフィットという、製品を欲する顧客層が存在し、製品が顧客の期待に応えられる状態まで到達し規模を測り始めるとしたら、資金は重要になってきます。

 

ゴウクさんの普段の一日の流れを教えて頂けますか?

朝は、日の出前の5時半ごろに起きています。起きて、他人よりも早く一日を始めることが、一日中モチベーションになるのです。また、ビジネスのための戦略的計画と意思決定を行うために、十分に自分の時間もとります。そして9時までにコーヒーを飲み朝食を済ませます。実際の仕事は、9時から18時までの間です。日の締めくくりには、健康的であることが不可欠ですので、1時間ほどジムで運動します。そして毎金曜日の朝は、他の平日と異なり、朝7時からのネットワーキング会議に参加します。これは、ビジネスネットワークインターナショナル(BNI)という、ビジネスをしている同じマインドセットを持っているグループの人々が行う会議です。自分自身のネットワークが、本当の自己資本だと信じています。

AOne Group Team Photo

ゴウクさんの性格を教えてください。また、AOneの職場環境も教えて頂けますか?

私は実行者というよりも、想像力豊かな理想主義者です。A-Oneに対して多くのかけ離れた案を出し、よく人に実行するよう頼むことがあります。議論の場面では特に、穏やかに対処することができます。そしてAOneでは、健全な経営文化を課しています。例えば、誰でもミニCEOとなり意見を言う機会が与えられますし、従業員全てがKPI指向ですが、自由度が高く、高い柔軟性を持っています。

 

憧れる人がいたら教えて頂けますか?

ビジネス業界で憧れているのは、エロン・ムスク氏です。彼の起業家としての道には、とても心が動かされます。彼が持っている情熱、ハッスル、未来志向、決してあきらめない精神、決して後ろ向きにならない性格には、とても刺激されます!

 

熱心な起業家に向けて、アドバイスを頂けますか?

スタートアップ企業として一番に大事なことは、人々が実際に欲していて、使えるものを作ることです。なので、指導者や投資家よりも、お客様からのフィードバックに耳を傾けることです。そして、細かく財務状況を把握することも、会社の命ですのでとても大事なことです。

また、一つの事をうまくやり遂げるだめに、一度に一つのことだけに集中するべきです。10の事を不完全にではなく、1つのことを完璧にです。また、アメージングな人になれば、人も寄ってきます。時間ではなくて、自信のエネルギーの管理をすること。エネルギーがどれだけ残っているかで、持っている時間の中で何が出来るかが限られてくるので、賢く管理すること。最後に、常にハッスルして上を目指す事です。ハッスル、ハッスル、ハッスルです!

https://www.myaone.my/

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